[懐中電灯・フラッシュライト用語集] SOS救難信号

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用語の一覧は懐中電灯・フラッシュライト用語集INDEXをご覧ください。

用語

SOS救難信号

説明

 

SOS救難信号とは、アルファベットのSOSをモールス信号で表したものです。SOS救難信号は、非常時に言語を問わず世界共通で使用できる救難要請信号です。

SとOとSの組み合わせ自体には特別な意味は無いようですが、SOSといえば救難信号であり、助けて欲しいという意味だということは世界中の誰もが知っています。

SOSをモールス信号で表す

Sは「・・・」、Oは「— — —」です。従って救難信号SOSは次のように表現します。

音の場合 プ プ プ(間隔をおく)プー プー プー(間隔をおく)プ プ プ
光の場合 短い点灯を3回(間隔をおく)長い点灯を3回(間隔をおく)短い点灯を3回

このことから、万が一救助が必要で、懐中電灯やフラッシュライトを使用して救助を要請する場合には、ライトの点滅パターンによって明確な救助要請の意思表示ができます。

SOS救難信号のパターンは「・・・ — — — ・・・」です。

モールス信号を知っている人たちの間では、このパターンを「トトトツーツーツートトト」と言ったりします。

参考として、音の場合にはこのようになります。

光の点滅ではこのようなパターンになります。(音は無視してください)

このSOSモールス信号は、特に救助活動を行う側にとっては常識ともいえるものなので、どの国のどのような人であっても必ず理解し、救助を試みることでしょう。

高機能なフラッシュライトではSOS救難信号モードを搭載しているものがあります。このようなライトは、SOSモードで使用すれば延々とSOS点滅パターンを繰り返します。例えば洋上遭難や山岳遭難など、誰でもいいから救助の要請を伝えたいという場合には、このSOSモードでライトを放置できるという利点は発見率を飛躍的に向上させるため、効果は計り知れないものがあります。

注意

SOS信号は世界共通の救難信号です。いたずら等でSOS救難信号の重要性を損なわないようにするためにも、不必要なSOS発信は絶対に行わないでください。SOS信号は非常に重要な役割があることを理解し、必要な時だけ使用しましょう。

もしあなたがどこかで光の点滅や音に気がついたら、少しでいいので気にとめて、その点滅パターンがSOS救難信号でないのか確認するよう心がけてください。そのSOSパターンは、遙か沖合のボートから発せられてるかもしれないし、夜の山腹に見える僅かな光かもしれません。もしかしたら、路肩で止まっているバスやタクシーのブレーキランプの点滅かもしれないし、家の照明のON/OFFかもしれません。この単純で、言語を問わない世界共通の「助けて欲しい」という素晴らしいパターンは、発信する側と同じくらい受け取る側の注意力も大切です。このページをここまで読んだ方は、面倒だと思わずに、どうかSOS救難信号だけは覚えておくようにしてください。

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